1Utamaにドライブインシネマがオープン
2020年9月19日〜27日の間ペタリン・ジャヤにある、マレーシア最大のショッピングモール「1 Utama」(ワンウタマ)に、マレーシア最大のドライブインシネマが期間限定でオープン。
LEDスクリーンの大きさは、高さ12.8m、幅15.8mと発表されており、なんとバレーボールコートよりも大きいスクリーンとなっている。
9月19日より、人気映画が1日2回-3回上映される。
映画のラインナップは、マッドマックス、ジョーカー、クレイジー・リッチ!、名探偵ピカチュウ、クレイテスト・ショーマン、300〈スリーハンドレッド〉など。
カーボンオフセット*の導入により、車のエンジンやエアコンを付けたまま映画の鑑賞が可能となっている。
*カーボンオフセット:自社の活動によって排出される二酸化炭素分に対し、温室ガス削減のために投資して相殺する活動。
このドラインインシネマを運営するCineDriveは、マレーシアのSustainable Energy Development Authority Malaysiaによって認定された地元の太陽光発電プロジェクトに投資
1Uドライブインシネマ詳細
営業期間:2020年9月19日(土)〜27日(日)
上映時間:平日18:00, 22:00、休日9:30, 18:00, 22:00
上映映画:下記写真参照
Posted by 1 Utama Shopping Centre on Thursday, September 17, 2020
価格:車1台につきRM80(ポップコーン、飲み物2つ付き)
場所:Dataran Outdoor Carpark, 1 Utama
チケット購入:https://cinedrive.qtic.my/
Posted by 1 Utama Shopping Centre on Thursday, September 17, 2020
マレーシアで3つ目のドライブインシネマ
2020年7月20日、ペラ州イポーのBandar Meru Rayaにマレーシア初となるドライブインシネマCasuarina Sini-Driveがオープン。
また、7月29日にもクアラルンプールのJalan AmpangにNescafe M-Junction Drive-In Cinemaがオープンしている。
レトロな楽しみ方が2020年に脚光を浴びる
ドライブインシネマは日本人にとって馴染みが薄いが、1930年代にアメリカで誕生。
ブームがピークとなった1950-60年代には、農村部を中心に全米で4,000を超えるドライブインシアターが存在していた。
1970年代以降、ドライブインシアターは衰退し、2013年3月時点でアメリカのドライブインシアターの数は348と全盛期の1割以下に。
ドライブインシアターは「レトロな楽しみ方」という位置づけとなった。
しかし、2020年の新型コロナウィルスの拡大以降、自宅以外で他者と接触することなく、大きなスクリーンで映画を楽しめるドライブインシアターが最注目される。
アメリカだけでなく、日本やマレーシアでもドライブインシアターがオープンされている。