KLの3万世帯超が貧困層
世帯収入がRM2,200以下
2021年2月1日、連邦準州大臣 Annuar氏はクアラルンプールの人口180万人のうち3万世帯以上が貧困層であり、適切な支援が必要であると連邦区記念日のイベントの中で述べた。
貧困層の定義として、世帯収入がRM2,200以下(約5万7000円)としている。
Annuar氏は、これまで貧困層の把握に関しては社会福祉局、連邦直轄領イスラム宗教評議会、連邦直轄領イスラム宗教局などのさまざまな機関によって管理されていたために正確な数は確認できなかったと述べた。
今回発表された数字に関しては、低所得者向けの公営住宅を提供する国民住宅プログラム(PPR: Program Perumahan Rakyat)のデータをもとに、クアラルンプール周辺の178の地域を対象として算出されている。
KL周辺の低所得者向け公営住宅に住む63,000の世帯のうち、半数は貧困層にあたる計算となる。
この調査は、低所得者向けの公営住宅に住む世帯が対象となっているため、その他の住居で暮らしている人、公営住宅の賃貸対象外の外国人や住居がない人は対象に含まれていない。
貧困層向けに食糧支援も
Annuar氏は貧困層の数の説明ののち、連邦領土財団(YWP)が行う食糧支援プログラムについて紹介。
MyBeras@Wilayahプログラムは貧困層、特にMCO/PKPで収入減などの影響を受けた家庭に米を無償配布しており、
これまでお米の配布は毎週3,000袋だったが、寄付の増加により配布数は5,000袋を超えていると発表している。
現金や米、食料の支援はポータルサイトを通じてオンラインで可能となっている。
MyBeras: https://www.yayasanwp.org/myberas

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