マレーシアの進撃の巨人はパンツを着用?検閲で修正か
ツイッターで話題に
ツイッターユーザーの @WallyyTheGreat氏が2021年2月3日に
「マレーシアの進撃の巨人のマンガは全然違う… 検閲により、巨人はパンツを履いている」と、
マレーシアで購入した進撃の巨人のマンガの写真とともに投稿。
このツイートがマレーシアで話題になっている。
投稿された写真は、進撃の巨人のマンガが写っており、巨人の下半身がスパッツを履いているように描かれている。
通常、巨人には性器の描写はないものの、裸の状態で描かれている。
The Attack on Titan manga in Malaysia is very different…..
There the titans wear a pair of underwears because of the censorship laws there💀 pic.twitter.com/1VTlHA3A0Y
— ウォリー⚡ (@WallyyTheGreat) February 2, 2021
ツイッターには、このコマ以外にも女型の巨人が黒く塗られている画像が投稿されている。
Ikr, I didn’t read mangas from kreko for ages since there’s a lot online pic.twitter.com/lwMJSexVNC
— まゆ⁷💫 (@mayuzurui) February 3, 2021
出版社によって違うとの情報も
別のツイッターユーザー@InsyirahNajwa11氏は自身の手元にある進撃の巨人には修正が入っていないと投稿。
該当のマンガはマレーシアのShopeeで購入したとのこと。
Wait but mine is normal pic.twitter.com/vR3NSkvvCH
— sausage (@InsyirahNajwa11) February 3, 2021
ツイッターで議論が交わされた後、巨人に修正が加えられたのはKrekoという漫画雑誌に掲載されたものではないか、という結論に。
Krekoはマレーシアで2019年7月まで発行された雑誌で、日本のマンガが英語に翻訳されて掲載されたいた。
進撃の巨人の他にもドラゴンボールやワンピース、聖闘士星矢、カードキャプターさくらなど、様々なマンガが英語に翻訳されて掲載されている。
他の出版社が販売した進撃の巨人のマンガでは修正はされていないとのこと。
また、マレーシアのネットフリックスでも進撃の巨人が配信されているが、こちらも修正はされていない。
マレーシアでは検閲があり度々議論に
マレーシアでは、映画やマンガなどに検閲がかかり、主に性的な描写や暴力的なシーンがカットされることも多い。
例えば、昨年話題となった韓国映画「パラサイト」でも、マレーシアで公開されたものは一部性的描写がカットされている。
2018年公開のクイーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」や、2019年公開のエルトン・ジョンの映画「ロケットマン」では同性愛に関する描写があるシーンがカットされ、物議を醸した。

