マレーシア版Go To トラベル?観光芸術文化省が国内旅行推進のためにバウチャー配布
観光芸術文化省が国内旅行バウチャーを配布
観光芸術文化省は経済政策「Cuti-Cuti Malaysia」で、マレーシアの航空会社エアアジアとマレーシア航空の国内線で利用できる電子バウチャーの配布を行う。
マレーシア政府観光局は、この刺激回復計画が人々の国内観光の後押しとなり、ホテル、レストラン、ツアーオペレーターなどの観光関連ビジネスの収入を生み出すことを期待している。
該当のバウチャーは、マレーシア国内線にて利用が可能となる。
エアアジアのバウチャー
エアアジアは、24,000人限定でマレーシア国内旅行者にRM50の電子バウチャーを配布する。
2020年11月26日15時の時点では、配布日時は未定。
11月24日時点で “very soon” とだけ発表されている。
バウチャーはエアアジアの公式サイトで配布される。
日本人含む非マレーシア人がバウチャーを獲得・利用できるかは不明。
#AirAsia collaborates with @TourismMalaysia to offer Cuti-Cuti Malaysia RM50 e-voucher to drive domestic tourism.
The e-vouchers will be made available for public redemption on our website, https://t.co/OsC52vu7AM very soon. Stay tuned!https://t.co/Qu3zqrjOuk
— airasia (@airasia) November 24, 2020
マレーシア航空の割引
マレーシア航空でも、2020年11月23日よりマレーシア政府とタイアップの割引を行っている。
国内線のフライトチケットが対象で、1区間あたりRM50の割引となる。
例えばペナンからKLを経由し、クアンタンへのフライトの場合、2区間となりRM100の割引。
さらに同区間で帰りの便がある場合はさらにRM100の割引となる。
こちらはマレーシアのICにて予約したチケットのみが対象。
キャンペーン詳細は、下記のマレーシア航空のページへ
Stimulus Cuti Malaysia – Malaysia Airlines
日本のGo To トラベルとは?
日本政府が、景気・経済回復を目的として、国内における観光などの需要を喚起する経済政策。
1兆6794億円が旅行・飲食・イベントなどの需要喚起事業としての「Go To キャンペーン」に充てられる。
Go To トラベルはキャンペーンの中心で、1兆6794億円が投入されている。
2020年7月22日から開始。8月31日までの夏休み期間に延べ556万人が利用した。
Go To トラベル事業は、ウィズコロナの時代における「新しい生活様式」に基づく旅のあり方を普及、定着させるものです。
宿泊を伴う、または日帰りの国内旅行の代金総額の1/2相当額を国が支援する事業です。
給付額の内、70%は旅行代金の割引に、30%は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与されます。
ーGo To トラベル公式サイトより引用
Go To トラベルは、コロナ禍以降需要が落ち込んだ、旅行・観光・飲食業、特に地方で行う事業主にお金が落ちる機会を提供する一方で、東京で多く発生するコロナウィルスを全国に広めているといった批判も多く出ており、見直しを迫る声も多い。