マレーシア政府のコロナウィルス・ロックダウンに対する経済支援・現金給付−約6兆3200億円を割り当て

KL

マレーシアのムヒディン首相は3月27日、総額RM2,500億(約6兆3,200億円)の経済対策を発表。

RM2,500億の内訳として、下記にそれぞれ予算が割り当てられる。
1. RM1280億:国民向け
2. RM1000億:中小企業向け
3. RM20億:経済発展

国民向けの経済支援

国民向けの経済支援は、中間層以下のマレーシア人を対象に現金の給付が行われる。

・世帯収入が月RM4000以下:RM1600
・世帯収入が月RM4000~8000:RM1000
・月収RM2000以下で21歳以上の独身:RM800
・月収RM2000~4000の21歳以上の独身:RM500
・高等教育機関の学生:RM200

給付は4月と5月に分けて行われる。

中小企業向けの保障

2020年1月1日より、収入が50%以上減少した企業が対象。
月給RM4000以下の従業員に対し、1人あたり月RM600を3ヶ月間保障。

こちらの経済支援は、請求を行った雇用者に対して下記の条件が課せられる。
・請求後の3ヶ月間、従業員を解雇してはならない
・従業員の給与から、経済支援額の控除はできない
・同期間中、対象者の給与を差し引いてはならない
・同期間中、対象者に無休の休暇を取るよう指示することはできない

この経済支援は、2020年4月1日より開始される。



その他の特別支援

電気料金の値下げ

月間使用料600kWを上限として、電気料金が15~50%割引となる。
割引率は下記の通り。
・200kW:50%
・201~300kW:25%
・301~600kWが15%
対象となる期間:2020年4月から10月の6カ月間

インターネットの無料提供

4月28日までの行動制限期間中、1日あたり1GBの高速インターネットが無料で使用可能。
利用のための申込や登録等は不要で、ユーザー全員が対象となる。
対象は、Celcom、Digi、Maxis、U Mobileのポストペイド・プリペイドの利用者。
午前8時から午後6時までが対象となる。

民間病院への支援

保健省にRM5000万(約12億円)の予算を割り当て、民間の病院の支援を行う。

医療従事者や警察官への支援

医療従事者(医師、看護師など)を対象に、月RM400~600の特別手当てを支給する。
また、警察官や税関職員に対しても、月RM200の特別手当の支給が行われる。

タクシー・Grabドライバーへの支援

フルタイムのe-hailingドライバーに対して、1人あたりRM500の支給を行う。
12万人のドライバーが対象で、RM6000万の予算が割り当てられる。

公共機関の契約社員の契約延長

清掃員、学校や高等教育機関、公共のトレーニングセンターへの食品の供給に関与する契約スタッフに対し、政府は契約期間を1か月延長し、給与を支給する。
対象者は8万人で、RM1100万の予算が割り当てられる。



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