ホンダがマレーシアで2020年の非国産ブランド売り上げ第1位 6年連続
2020年6万台販売 非国産車で売り上げNo1
2021年1月5日、ホンダ マレーシアは2020年に60,469台の新車を販売したことを発表した。
ホンダは非国産ブランドの中で2020年の新車販売数でトップとなり、6年連続で第一位となった。
ホンダ・マレーシアは2000年11月に設立、2003年にマラッカで自動車工場の稼働を開始。
マラッカ工場の開所式典にはマハティール首相(当時)も訪れている。
人気車種はシティで色はホワイトが人気
2020年に一番人気となったホンダの車種は「シティ」で、総売上高の34%を占めた。
それに続き、シビックとHR-Vが総売上高のそれぞれ20%と17%を占めている。
シティのカラーは白が人気で2020年に販売されたシティの26%がホワイトパールだ。
また、最もグレードの高いVが人気で、52%の購入者がモデルVを選択している。
ホンダ・シティは10月に新モデルが発表・販売開始されており、12月末までに15,200台を販売している。
グレード | 価格 | 備考 |
S | RM74,191 | |
E | RM81,664 | |
V | RM86,561 | |
RS | 未発表 | ハイブリッド車 |
2020年はコロナで売り上げ低迷も減税で後押し
マレーシアでは、2020年3月よりコロナウィルスのパンデミックの影響で自動車の売り上げが激減。
4月には、マレーシア全土で全メーカー合計の月間販売台数が143台(前年比99.7%減)と壊滅的な打撃を受けた。
マレーシア政府は6月15日より、新車の購入時の売上税10%の減免措置を開始。
国内で組み立てられた車は全額、輸入車は半額の免税を行っている。
この免税措置が後押しとなり、免税開始以降、自動車購入の需要は徐々に回復。
国内メーカーのプロドゥアの6月の販売台数は、5月に比べ2.7倍となった。
売上税の免税措置は2020年12月31日までの予定だったが、12月に2021年6月30日まで延長の発表がされた。
なお、ホンダ・シティーもマレーシアで組み立てられているので、自動車税全額の免税措置対象となっている。
※記事内の写真はHONDA Malaysiaより引用




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