井村屋「あずきバー」がマレーシア進出 2021年9月発売予定

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 あずきバーがマレーシアで生産・販売開始

引用:井村屋ウェブショップ

井村屋グループ株式会社は同社の主力商品である「あずきバー」を2021年9月より、マレーシアにて生産・販売を行うと発表した。

同商品の海外での生産は中国、アメリカに次ぐ3カ国目となる。

井村屋グループは2019年にマレーシア現地法人「IMURAYA MALAYSIA SDN.BHD.」を設立。
マレーシアの中堅アイスクリームメーカー「Polar Ice Cream Sdn. Bhd.」と提携し、アイスクリームの生産はPolar Ice Cream社が行う。
Polar Ice Cream社はハラル認証を取得しており、マレーシアで生産されるあずきバーもハラル認証商品となる可能性が高い。

マレーシアで生産される商品は、同国の小売店で販売される他、アセアン各国で販売される。

井村屋グループはあずきバーの販売を基に、2021年末までにマレーシア現地法人の売上高を2千万円にすることを目指している。

日本では、2020年度のあずきバーの売り上げが2億9200万本を記録し、過去最高となった。
新型コロナウィルスの影響での巣ごもり需要に加え、Twitterなどで「世界一硬いアイスクリーム」と話題になったことも影響していると考えられる。

 6月8日にあずきバーのマレーシア進出並びに現地法人売り上げ目標が報道されたが、井村屋グループの株価に影響は出ていない。

マレーシアであずきバーは売れるのか

マレーシアでは、伝統的なかき氷「アイスカチャン」や、Polar Ice Cream社の商品「Potong」など、かき氷やアイスクリームと小豆を一緒に食べるのは一般的となっている。

マレーシア人にとって馴染みのある味だが、価格の面では競争が難しい。

アイスクリームのPotongやMilk Stickの小豆味など、マレーシアではあずきバーの類似商品が1本あたり約RM1.2~ (約32円〜)で売られている。

また、マレーシアのファミリーマートではソフトクリームがRM2.9(約77円)で販売されており、特に新しいフレーバーが販売される際には人気となっている。

井村屋の商品は約RM4.5(約120円)と類似商品と比べて高価格となるため、類似商品に対してどれだけプレミア感を出して消費者に受け入れられるかが鍵となる。

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