海外在住 国際免許有効期限切れ 代理人手続きと必要書類 MCO特別措置

日本

国際免許(国外免許)は代理人申請が可能

コロナウィルスのパンデミックにより、世界でロックダウンや水際対策が行われており、海外在住者は日本への一時帰国が困難となっている。
国際免許は有効期限が一年のみのため、海外滞在中に有効期限が切れてしまうケースも多い。

海外滞在中の場合、国際免許は日本にいる代理人による申請も可能となっている。
*代理人は、親族だけでなく友人などでも可能。

在マレーシア日本大使館の見解

マレーシア大使館は「国際免許の有効期限が切れていても、MCO並びにCMCO期間は問題ない」としている。

●国際運転免許証を含む全ての運転免許更新が必要な人々は,1987年道路交通法第66条に基づき特別な免除の対象とされます。この措置は2020年3月25日から有効です。

●この措置により,有効期限が切れた運転免許の所有者は,有効な保険があり,保険証明書のコピーもしくは電子コピーを携帯すれば,MCO及びCMCO期間中においても自動車の運転が可能です。

※在マレーシア日本大使館Webページ:有効期限の切れた国際運転免許証での運転の特例(2020年5月15日)より引用

<2020年9月1日更新>

2020年8月28日付官報にて、「8月31日をもって上記特例は廃止され、有効期限が切れた運転免許の所有者は、9月30日までに運転免許証の更新が必要である」

※在マレーシア日本大使館 9月1日配信メールより引用

MCO/CMCO/RMCO期間後は

9月1日現在、RMCOは12月31日までとされている。
CMCOの終了後については、「免許証を30日以内に更新しなければならない」とされている。

有効期限が切れた運転免許証は,感染症予防管理法に基づく規制であるCMCOが終了した後30日以内に更新しなければなりません

※在マレーシア日本大使館Webページ:有効期限の切れた国際運転免許証での運転の特例(2020年5月15日)より引用

2020年8月28日付官報にて、「8月31日をもって上記特例は廃止され、有効期限が切れた運転免許の所有者は、9月30日までに運転免許証の更新が必要である」

※在マレーシア日本大使館 9月1日配信メールより引用

上記の通り、有効期限の切れた国際免許証は10月1日以降無効となり、更新が必要となる。

在マレーシアの場合、9月1日現在、一時帰国しての更新はハードルが高いため、代理人更新がおすすめ。

代理手続きに必要な書類

海外在住中に、日本の代理人による国際免許取得に必要な書類は下記の通り。
(2020年5月に日本の免許センターに確認)

  • パスポートの全ページのコピー(海外滞在中の証明のため)
  • 本人の免許証(原本)
  • 国際免許証の写真(5cm×4cm)
  • 委任状 (下記の内容が必要、決められたフォーマットは無し)
    • 本人が申請できない理由
    • 代理人の名前
    • 本人の自筆のサイン
  • 上記書類を日本に送った際のエアメールの封筒
  • 代理人の身分証明書
  • 手数料:2,350円
  • 現在保有している国際免許証原本(※例外あり)

国際免許の返納手続き

国際免許証は返納義務があるため、現在保有している国際免許証を送付し、代理人に返還してもらう必要がある。

2020年5月に日本の免許センターに「現在、海外で国際免許を使用しており、現在保有している国際免許原本を、新たな国際免許所の取得前に日本に送付するのは難しい」と話したところ、
新たな国際免許が手元に届いてから、古い国際免許証を返納することも可能」と免許センターより回答があった。

マレーシアから日本への書類送付方法

マレーシアの郵便局(POS Laju)にて、EMS(国際スピード郵便)を取り扱っている。
Pos Laju店舗一覧(公式サイト)

Pos Lajuは、2020年8月3日よりEMSの海外発送を停止すると発表停止期間は未発表
マレーシアからの発送のみ停止で、海外から発送された荷物には影響がないとしている。
EMSのみ停止中なので、後述のFedExやDHLでの発送は可能

EMSを使用すると、クアラルンプールから東京まで5日~1週間くらいで届く。

しかし、POS Lajuは店舗や担当者によって対応が良くないことも多く、GoogleMapのレビューでは、評価が低いところも少なくない。

おすすめは、コピーや印刷、配送などを行うMAIL BOXES ETCでの発送。
MAIL BOXES ETCでは、POS Lajuだけでなく、FedExやDHLの取り扱いも行っている。
マレーシア国内はもちろん、海外への書類や荷物の発送も可能。

MAIL BOXES ETCは、Pos Lajuに比べて比較的対応がよく、待ち時間も少ない。
また、店舗スタッフに送り先や送るものを元にして、各宅配会社の料金や時間を確認・比較することも可能。
MAIL BOXES ETC店舗一覧(公式サイト)

CMSO期間中に実際に国際免許代理取得

実際にCMCO期間中に、マレーシアに滞在しながら日本の国際免許の代理取得を行った。

書類準備

  • パスポートの全コピー
    MAIL BOXEC ETCでコピー依頼
  • 国際免許証の写真(5cm×4cm)
    近所の写真屋さんで撮影・写真印刷
  • 委任状
    Google docsで作成してMAIL BOXEC ETCで印刷依頼

発送

クアラルンプールのMAIL BOXEC ETCにて、6月中旬にEMSで発送依頼。

書類が汚れたりしないよう、プラスチックの封筒に入れて発送しようとしたが、プラスチックの封筒は不可とのことで、書類をクリアファイルに入れた状態で受付。
MAIL BOXEC ETCで封筒状のビニール袋に入れてくれるので、梱包は不要。

送り主と送り先の住所、名前、電話番号の記入が面倒だったので、事前にGoogle docsで入力・印刷して発送時に受付に手渡し。

追跡番号をもらい、翌日以降Webにて追跡が可能とのこと。
MAIL BOXEC ETCでは、Touch ‘n Go eWalletでの支払いが可能。

日本到着

MAIL BOXEC ETCで発送依頼を行ってから1週間で日本の首都圏の宛先へ配達完了

6月中旬に発送したが、マレーシアでも日本国内でもコロナウィルスの影響での配達遅延はなかった。

代理人による国際免許の申請と受領

2020年6月下旬に、発送した書類+手数料の2,350円を持って代理人が免許センターにて申請。

海外在中でコロナウィルスの影響もあり代理申請である旨を説明。
申請時に、代理人の身分証明証とエアメールの封筒も必要になるので注意。

特に問題なく、代理人による申請・国際免許受け取りが完了。

日本から発送

2020年6月下旬、日本の首都圏の郵便局より、国際郵便にて国際免許と免許証原本をマレーシアに発送。

発送時に郵便局員より「コロナウィルスの影響で日本から荷物を出すのが困難で通常より時間がかかる」と説明を受ける。

追跡番号を受け取って発送完了。

マレーシア クアラルンプールに到着

日本の首都圏の郵便局から6月下旬に発送して、1週間でクアラルンプールに配送完了

発送時に郵便局員からコロナウィルスの影響で時間がかかると説明されたが、コロナ前と変わらず1週間で到着。

今回は、2020年6月に日本の首都圏ーKLの発送だった。地方の場合や、コロナウィルスの状況によってもう少し時間がかかる可能性あり。

その後、同様の手順で古い国際免許を日本に発送・古い国際免許を返納。

国際免許の有効期限は1年なのがネック

今回、初めて海外から国際免許の代理申請を行い、書類不足やコロナウィルスによる発送遅延などの心配があったが、思っていたよりもすんなりと完了した。

ただし、ネックとなるのが、

  • 日本の免許証原本の発送が必要
  • 協力してくれる日本の代理人が必要
    (移動・申請・発送などで半日拘束+申請方法や書類等の説明が必要)
  • 海外長期滞在の場合は手続きが毎年必要

国際免許申請のオンライン対応などは今後も期待ができないので、今回のコロナ禍の影響などで毎年日本に帰れない場合は、毎理人の協力を仰いでの国際免許の取得が毎年必要になる。

ひとまずは一年の猶予があるが、マレーシアの免許取得も検討したい。

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