ジェトロとマ貿易開発公社が覚書に署名
二カ国間でのデジタルトランスフォーメーションを推進
2021年4月5日、JETRO(日本貿易振興機構)は、マレーシア貿易開発公社と協力覚書を締結した。
具体的な協力内容として、下記が発表されている。
- 二国間における、ミッション派遣、商談会、セミナー、ワークショップ、展示会・見本市、その他のプロモーションを通じた貿易促進
- 二国間における、ハラル製品及びサービス促進に向けた事業連携
- 両国企業に対して、日本及びマレーシアの輸出促進機会に資する情報交換及び情報発信
- マレーシアの日本への輸出・対日投資増加の協力
- 日本とマレーシア企業によるデジタルトランスフォーメーション分野における連携拡大のための取り組み
経済産業相とマレーシア貿易産業相が会談
経済産業省で行われた、ジェトロとマレーシア貿易開発公社の協力覚書の署名式には、梶山経済産業大臣とアズミン国際貿易産業大臣が出席。
両閣僚の会談では、日本企業のマレーシアにおいての投資の課題についての意見交換などが行われ、マレーシアが重視する法付加価値産業への投資などが議論されている。
梶山経済産業大臣は、マレーシアについて「高度なインフラや積極的な経済連携の取り組みがあり、企業にとって魅力的な投資先」と語っている。
アズミン国際貿易産業大臣は、日本について「新型コロナウィルスの感染拡大後、最初の訪問国として日本を選択した。困難な時期だが、両国の関係がうまく機能すると信じている」と語った。
