在マレーシア日本大使「日本とマレーシアの強い信頼感を共有」天皇誕生日にメッセージ

速報・時事

在マレーシア日本大使がメッセージ

ルックイースト政策で培われた関係

2021年2月23日、在マレーシア日本大使館は日本の天皇誕生日に合せ、在マレーシア日本大使の岡浩大使のメッセージ動画をFacebookページにアップロード。

岡大使は、日本とマレーシアのパートナーシップに関して、
「戦略的パートナーシップの本質は、民主主義と法の支配という共通の価値観を共有し、ルックイースト政策で人々によって培われた強い相互信頼感を共有していることです。」と述べた。

同氏は、1982年に発足されたルックイースト政策の下で、日本の投資が日本とマレーシアの2カ国関係のエンジンとなっており、マレーシアに約1,500社の日系企業が進出し、製造業だけで3,400万人のマレーシア人の雇用を創出していると述べた。

日本は製造業における、マレーシアへの外国直接投資の第2位の国となっている。(2019年はトップ)

ルックイースト政策とは
マレーシア前首相マハティール氏が掲げた「日本や韓国を手本にして集団主義や勤労倫理を学ぶ」ためのマレーシアの政策。

2万7000人が日本へ留学 筑波大マレーシア校設置も

ルックイースト政策により、マレーシアの学生に勤勉さなどの価値観を学ばせるために、政府から奨学金を出して日本の大学や高専への留学推進を行っている。
同政策が行われている約40年の間に約27,000人のマレーシア人が日本で学んでいる

日本からマレーシアに戻ってきた人たちは、あらゆる分野の最前線で重要な役割を果たしており、岡大使は「この卒業生達の存在自体が、私たちが築き上げてきた親密な二国間関係の基盤に強みを与えています。」と述べている。

また、現在マラヤ大学内に筑波大学のマレーシア分校設置を進めており、同校にはリベラル・アーツ学部が設置される予定。
この学部はマレーシア人向けで、文系と理系の基礎的な教養を身に付けることを目的としている。講義は基本的に日本語で行われる予定だ。

コロナウィルス対策支援も

2021年2月に新型コロナウイルス対策として、日本政府からマレーシア国家災害管理庁に21,200個の個人防護具供与を行うためのバーチャル署名式を行い、岡大使が署名を行なった。
防護服やN95マスクなどが供与され、フロントライナーに届けられた。

また、2021年1月には日本政府からマレーシア政府へ、移動式X線撮影装置など5億円の医療機器無償供与を行なっている。

他にも、日本政府は2020年3月より国際赤十字・赤新月社連盟を通じて約2,400万ドルの支援を行っており、97万ドルがマレーシアに割り当てられた。
マレーシアに割り当てられた資金から、食料、衛生品、医療用車両、オンライン会議用のICT機器、オンライン教育のための教育支援などの提供が行われている。
日本からマレーシアに2万個の個人用保護具無償供与 コロナウィルス対策支援
日本からマレーシアに個人用保護具無償供与 フロントライナーへ届けられる 2021年2月11日、新型コロナウイルス対策として日本政府からマレーシア国家災害管理庁に21,200個の個人防護具供与を行うためのバーチャル署名式を行った。 今回...

※記事内容の一部は在マレーシア日本大使館の動画【National Day of Japan】より翻訳

タイトルとURLをコピーしました