マレーシア首相就任17日でロックダウン・行動制限(MCO)を施行「難しい決断だったが必要な措置だった」

コロナウィルス関連

「行動制御命令(MCO)の発令は難しい決断だった」

マレーシアの首相ムヒディン・ヤシン(Muhyiddin Yassin)氏は、2020年4月25日にコロナウィルスに伴う行動制限令について、マレーシアのメディアのインタビューを受けた。

ムヒディン・ヤシン首相は、「行動制御命令(MCO)は、マレーシア国内でのコロナウイルスの蔓延を阻止するために、行われなければならなかった難しい決断であった」と述べた。

首相就任からわずか17日でロックダウン発表

ムヒディン・ヤシン氏は2020年2月29日にアブドラ国王より首相に任命された。
任命直後に、クアラルンプールのモスクで行われた大規模礼拝で起きたコロナウィルスのクラスターが発覚。

首相は3月16日の会見にて、3月18日からロックダウン・行動制限を行うことを発表
発表時は、首相の就任からわずか17日目だった。

当時について、インタビューで「首相就任からわずか17日後に行った決定は、前例がなく簡単ではなかったが、マレーシア人の幸福のために取らなければいけない決断だった」と振り返っている。

また、早期の決断について「私たちはコロナウィルスのパンデミックが危険で、生命にかかわる状況をもたすことを知っていました。決断が遅れることが人々に大きな影響を与えるため、できるだけ早く行動しなければなりませんでした」と語っている。

行動制限令による明確な効果

マレーシアのロックダウン・行動制限令は明確に効果が出ている。

Malaysian Institute of Economic Researchが、4月24日に発表したレポートでは、行動制限(MCO)開始後に新規感染数の増加が急激に落ちていることが確認できる。

3月のピーク時は1日200人を超えていた新規感染者数も、MCOが1か月を超えた4月後半には50人前後まで減少している。

首相から人々へMCOの協力を要請。おなじみの挨拶も

ムヒディン首相は「MCO期間中に求められていることは、何も特別なことではありません。家にいてください。集団で集まらず、ソーシャルディスタンスを実践しましょう。また、頻繁に手を洗うなど、保険省が発表しているアナウンスに従いましょう」と、MCOへ引き続き協力するよう求めた。

また、首相は会見で使用する “言葉” についても言及。

「スピーチを行ったり、インタビューを受けるときに聴衆が誰であるかを理解する必要があります。私の聴衆は一般の人々です。人々が私に期待することは、理解できるメッセージを発信することです。人々に受け入れてもらい、理解してもらえればいいなと思います。」

首相が毎回の会見の最初に行う挨拶 “Apa Khabar” (アパ カバァー)はマレー語の一般的な挨拶で、国民にとても親しみやすい。
今回のインタビューも、インタビュアーより「首相はいつも会見を “Apa khabar” で始めるので、私も首相にお聞きします “Apa khabar?”」 とおなじみのあいさつでスタートした。

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