北朝鮮の在マレーシア大使館が再開 2カ国の友好と国交断絶の歴史 金正男殺害事件も関係

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北朝鮮の在マレーシア大使館が再開へ。二カ国間の友好と国交断絶の歴史

北朝鮮 平壌のマレーシア大使館が再開

2020年1月、マレーシアのSaifuddin Abdullah外相は、これまで業務が停止していた北朝鮮の平壌にあるマレーシア大使館を3月までに再開すると発表した。

北朝鮮とマレーシア 「以前は」良好な関係

マレーシアと北朝鮮はかつて友好的な関係にあり、2009年にはマレーシアはビザなしで北朝鮮に渡航できる最初の国となった。

現在、北朝鮮はマレーシアから精製油や天然ゴム、パーム油を輸入を行っている。
また、マレーシアも北朝鮮より鉄鋼製品を輸入しており、互いにとって重要な貿易国の一つとなっている。

金正男氏殺害事件がきっかけで断交

しかし、2017年2月13日にクアラルンプール国際空港で起きた「金正男暗殺事件」により、マレーシアと北朝鮮間の関係が悪化することとなる。

朝鮮労働党の最高指導者兼会長の金正恩氏の兄であるキム・ジョンナム(金正男)氏は、マカオに向かうためクアラルンプール国際空港にいた。
金正男氏は、空港ロビーにて、見知らぬ女性に突然顔に薬物を塗られ、事件の約1時間半後に死亡した。
【動画あり】金正男氏殺害の実行者へのインタビュー
2017年2月13日、クアラルンプール国際空港で衝撃的な事件が起こった。 朝鮮労働党の最高指導者兼会長である、金正恩の兄のキムジョンナムは、マカオに向かうためクアラルンプール国際空港にいた。 キム・ジョンナム(金正男)氏は、空港...
マレーシアは暗殺事件の調査にあたり、金正男氏の死体の解剖を行ったが、これに対して北朝鮮政府がマレーシア政府を非難。
両国の関係を悪化させる大きな事件となった。

この事件により、2017年3月にマレーシアは北朝鮮人のビザなしの入国を停止。
これに対して、北朝鮮側はマレーシア人への北朝鮮への入国と出国を全面的に禁止することを発表。
マレーシア側も同様に、北朝鮮人へのマレーシアの出入りを禁止
二カ国は事実上断交状態となった。

2019年国交回復に向けて会談

2019年に入り、マレーシア・北朝鮮の国交が回復する兆しが見える。
同年2月にマレーシア首相のマハティール氏が、ベトナムで開催の北朝鮮と米国の種の会談の後に北朝鮮との問題を解決すると発表。

2019年10月にはマハティール氏と、北朝鮮の崔竜海氏(最高人民会議常任委員会委員長・軍の事実上ナンバー2)が、外交関係を再確立する目的で会談を行った。

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