日系企業調査 36%の企業がマレーシア拠点拡大 一方で縮小企業も

コロナウィルス関連

36%の在企業マレーシア企業が拡大 一方で縮小企業も

日系企業 海外人事状況に関する調査

2021年1月29日、株式会社パソナは、アメリカ、カナダ、香港、韓国、台湾、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、インドの11か国にある日系企業の海外拠点を対象に実施した「第2回海外人事状況に関する調査」の結果を発表。

調査は2020年12月7日から12日にかけて実施され、818社が回答。
マレーシアからは36社の日系企業が回答している。

在マレーシア日系企業の方針は

在マレーシア日系企業の回答は下記の通り。

事業方針について
・事業規模拡大:36%
・現状維持:53%
・事業規模縮小:8%
半数以上の企業が「現状維持」との回答だった。

事業規模拡大」と回答した企業はベトナム57%、タイ50%、インドネシア44%に対し、レーシアは36%と他東南アジアの国々と比べて低い数値となっている。

赴任者数の削減について
・削減済み・削減中:6%
・削減予定:22%
・削減予定なし:72%
赴任者数の削減については72%の企業が「削減なし」との回答の一方、「削減予定」と回答した企業は22%と、他東南アジアの国々に比べて高い数値となっている

参考:パソナ『第2回海外人事状況に関する調査』実施

マレーシア拠点削減はコロナが影響か

全体的に海外拠点は「現状維持」と回答した日系企業が多い一方で、マレーシアは他の東南アジアの国々に比べると「規模縮小・削減」と回答した割合が高かった。

各社の回答理由などは公開されていないため、あくまで予想であり他にも各社で様々な要因があると思うが、マレーシアでは新型コロナウィルスの感染拡大が長期化しており、MCO(活動制限)による企業の活動制限、経済低迷、入国制限などが長期化していることが一因である可能性が高い。

マレーシアでは1月末時点でコロナウィルスの新規感染者数は増えており、5000人台を推移。
コロナウィルスの影響の長期化によりさらなる経済への影響が懸念されている。

日系企業の大規模工場の閉鎖も

2021年9月30日にソニーはペナンにある、ヘッドフォンなどのオーディオ機器を生産する工場を閉鎖予定。
工場はセランゴール州バンギにあるテレビなどを生産する工場へ統合される。
ペナン工場閉鎖に伴い、約3,600人の従業員が解雇などの影響を受ける。

2020年2月1日、パナソニック ライフ ソリューションズ社は太陽電池の生産からの撤退を発表。
これに伴い、マレーシアの現地法人は清算される。
また、2021年度中にマレーシア工場の施設や土地などを他社へ譲渡することを検討中。
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