日本でも急速に広まっているスマートフォンによる決済。マレーシアでは2017年頃から徐々にアプリによるキャッシュレスでの決済が広がっている。
APP ANNIEとiPrice Groupの調査によると、マレーシアで普及している電子決済決済アプリは下記の通り。
*決済額ランキング
1位:Grab Pay
2位:Touch n ‘Go eWallet
3位:Boost
4位:Fave
5位:Big Pay
各アプリ共に、ポイントやキャッシュバックキャンペーン、自社サービスとの連携などで利用者数を増やしている。
マレーシアでのインターネット普及率は80%とされており、また、スマートフォンの普及率も63%となっている(前述はマレーシア全体の数字で都市部だとより高い)。
JPモルガンのレポートでは「現金の使用は2021年までに電子決済に取って代わられる予定」とされており、キャッシュレスがさらに加速していくと考えられる。
アジアでは、LINE payがタイ、インドネシア、台湾に進出している。また、マレーシアでは、イオンがクレジットカードを発行している。
マレーシアのキャッシュレス市場に日本企業の進出はあるのか。